老人ホーム入居のため愛犬を保健所へ… 「失意の最期減らしたい」ペット可・施設長の思いとは

老人ホーム入居のため愛犬を保健所へ… 「失意の最期減らしたい」ペット可・施設長の思いとは
10/25(水) 7:00配信


犬や猫を子どものように考えている人にとって、一緒に入れる高齢者ホームは、まさに理想の場所──。発売中の週刊朝日ムック「高齢者ホーム 2018」では、そんなペット入居可の高齢者ホームでのニャンともワンだふるな暮らしぶりに密着した。

 一般社団法人ペットフード協会の調査によれば、国内における犬と猫の飼育世帯数は1344万4千世帯(2015年末時点)。およそ4世帯に1世帯が犬もしくは猫を飼育している計算だ。その中には高齢者も少なからず含まれているが、高齢者ホームの大半は犬や猫を連れての入居を認めていない。ホームに入る際はペットを手放さなければならないことが多いのが現状だ。

「愛するペットを連れて入居したい」

 そんな切なる願いをかなえるホームが神奈川県横須賀市にある。社会福祉法人心の会が運営する特別養護老人ホーム「さくらの里 山科」だ。

 施設は4階建て。居室10室と共有スペースであるリビングで構成されるユニット制を採用している。動物と暮らせる2階フロアには、犬ユニットと猫ユニットが二つずつ。計40人が入居している。

■長年連れ添った愛犬と離れたあとに…

 理事長兼施設長の若山三千彦さんは、自身も3頭の犬と暮らす愛犬家である。ペットと暮らせる施設をつくると決めたのは、それ以前に取り組んでいた在宅介護で、ある高齢者のケースを見たからだという。ホームに入る際、長年連れ添った愛犬を苦渋の決断で保健所に送ったその人は、入居後半年もせずに、失意のうちに世を去った。

「人生の最期を絶望の中で迎える人を減らしたいと強く思った」

という若山さんは、心残りを減らすべく、さらに入居者が亡くなった後も遺された犬や猫たちが施設のペットとして暮らせるよう態勢を整えた。入居者死亡時は親族が引き取るのが一般的な他のペット可ホームとは一線を画す仕組みだ。それが実現できたのは、施設のペットがいることが大きいという。


現在ホームにいるのは犬8匹、猫9匹。そのうち、入居者が連れてきたのは犬、猫ともに3匹ずつ。それ以外は、ホームのペットとして飼われているのだ。

「設立時から、施設のペットとして犬と猫を迎えると決めていました。ペットと一緒に入居したい人だけでなく、高齢で犬や猫との暮らしをあきらめざるを得なかった方にここでもう一度、そんな日々を取り戻していただきたいと思ったからです」

■犬、猫と一緒にいることで向上するQOL

 ここでは、入居者が連れてきた犬猫と、施設の犬猫は区別されることなく各ユニット内を自由に歩きまわることができる。共有スペースはもちろん、各居室への出入りも自由だ。専用のベッドや循環式給水器も完備されている。

 リビングでくつろぐ入居者たちは、通りがかりの犬や猫をなでたり、くつろぐ猫やはしゃぐ犬たちを眺めて和んでいる。ごく自然に人と犬猫が共存しているその光景は、まるでペットのいる家庭の日常そのもの。入居者たちは「もう一度一緒に暮らせるなんて夢のよう」と顔をほころばせる。

「犬や猫と暮らすと感情が豊かになり、QOL(生活の質)が上がる、それが一番の効果ですね」

と若山さん。生活に張りが出る、ペットを触ることでリハビリになるなどのほか、認知症の進行を遅らせることにも効果を発揮する。

「ここで犬と触れ合ううちに犬の名前を覚え、忘れてしまっていたご家族の名前を思い出せた方もいたんですよ。みなさんここに入居すると見違えるように元気になるんです。ご家族は驚かれると同時に〝やっぱり〞と思われるようです。入居者のほとんどは以前、犬や猫とずっと一緒に暮らしてきた方なので、動物が常にそばにいる環境がどれだけ幸せをもたらすか、よくご存じだからでしょう」

■目指すのは、普通の暮らしをあきらめないこと

 夢のようなペット可ホームだが、犬や猫と暮らせることだけを重視しているわけではないと若山さん。

「うちの理念は“人生を楽しむことをあきらめない介護”なんです。高齢になると外出や旅行、買い物、入浴など、できないことが増えますが、ここではそれらを取り戻していただくための各種取り組みを行っています。海やいちご狩り、外食など近距離の外出は月1回、年に1度は旅行に行きます。地元のお店に来てもらって売店を開いたり、天ぷらを揚げてもらうなどの行事も頻繁に行っています。

特養では週2回の入浴が一般的ですがうちは週3回、対応できる場合はそれ以上のときもあります。起床時間や消灯時間も決まっておらず、食事も指定の時間内であれば好きなときに食べられます。あきらめていた生活を介護によって取り戻していただく。犬や猫との暮らしもそのひとつにすぎないのです。

 それに、そもそも高齢者ホームの仕様は動物との共存に適しているんですよ。消臭対策も万全で床材も滑りにくく段差もない。ペット用に特別な対策をしなくても大丈夫なのでそんなに障壁はないのです。実際、用意したのは飛び出し防止のゲートくらいですから。もちろん、犬猫と安全に暮らすための対策はしっかりと行っていますが。

 犬のしつけや彼らが精神的に落ち着けるような環境づくりをトレーナーに指導していただいたり、獣医師による健康チェック、トリミングなどの衛生管理を万全に行っています」(若山さん)

■ペットの存在は、介護スタッフにも好影響

 入居の条件で外せないのは、根っからの犬・猫好きであること。

「こんな状態なので(笑)、24時間犬や猫と一緒で平気。むしろこの環境でこそ暮らしたいと言ってくださる方でないと難しいのです。犬や猫は好きだけどそこまでは無理という方も多いので、待機待ちはそれほど多くないんですよ」

 介護スタッフも同様に犬や猫が好きで、どうしてもこのユニットで働きたいと強く希望した人だけが勤務する。ペットの世話はスタッフが担当するため、日々の雑務は増えるが、不満はほとんどあがらず、むしろやる気につながっているという。このユニットで働きたいと空き待ちする人もいる。こうしたスタッフのモチベーションの高さがよい雰囲気をつくり出しているのは言うまでもない。
「入居者、スタッフ双方にとってメリットがあるように感じます。ペットは家族という考えが当たり前になった団塊の世代がホームに入る時代がきたらますます需要が増えるはず。こうした施設が増え、全国で受け入れ可能になってくれればと思います」

■ペット可ホーム希望者、早めのリサーチを

「さくらの里 山科」は、犬や猫と暮らしたい高齢者にとって最高の環境といえる。ここまで態勢が整った施設はなかなかないが、ペット可のサービス付き高齢者住宅や有料老人ホームも登場し始めている。入居時の条件(動物の種類や大きさ、避妊去勢・ワクチン接種の有無など)や退去時の条件(入居者死亡時はどうなるか)、生活上での制約や条件(犬猫の行動範囲、獣医の受診、トリミング、散歩など)、飼育費用など施設によって異なるので、元気なうちから時間をかけて探しておくといいだろう。

(文/石村紀子)

※週刊朝日ムック「高齢者ホーム 2018 プロに教わるやすらぎの選びかた」から

スポンサーサイト

一人暮らしで自分が入院、残されたペットはどうなる?

読売新聞(ヨミドクター) 2/17(金) 14:10配信


一人暮らしで自分が入院、残されたペットはどうなる?


 自分が倒れたり入院したりしたら愛犬や愛猫はどうなってしまうのか――。そんな不安を持つ一人暮らしの高齢者は多いだろう。いざという時の備えをしっかりしておきたい。
.

「猫います」カード

 大阪市の老人ホームに入所する女性(72)は、1~2か月に1度、愛猫と会っている。
一人暮らしをしていた昨年4月に倒れて老人ホームで暮らすことになり、猫を飼えなくなった。
NPO法人「ペットライフネット」(大阪市)の紹介で、今は有償のボランティアが飼育している。
同法人は、高齢者がペットの世話ができなくなった時の飼育支援などを行う。
「野良猫にならずに済んでホッとした。元気な猫の姿を見るのが生きがいです」と話す。

 こうした第三者の手を借りる前に、準備しておきたいことがある。
ペットライフネット代表の吉本由美子さん(69)も一人暮らしで猫を3匹飼っているが、いざという時のために二つのことをしているという。

 一つは、ペットの情報をメモにまとめて自宅に残しておくことだ。
名前、年齢のほか、食べものの好き嫌い、かかりつけの病院名、体質などを記しておく。
急に自分が面倒をみられない状況になっても、メモを見れば誰でも世話をしやすくなる。

 もう一つは、外出先で倒れたりした時のために、緊急連絡先と猫が家にいることを書いたカードを持ち歩いていることだ。
吉本さんは「緊急時に、自分だけでなくペットのことも対応してもらいやすくなる」と話す。
.

支援者の情報収集


 東京都環境保健衛生課によると、2015年度に都が引き取ったペットのうち、飼育できない理由の約6割が「飼い主の健康問題」で、多くは高齢者だった。
「検査入院しなければならなくなったが、ペットがいるから入院できない」といった相談も寄せられているという。

 同課は昨年、冊子「ペットと暮らすシニア世代の方へ」を作成、各都道府県などが委嘱する「動物愛護推進員」についても紹介している。
獣医師や訓練士、動物愛護ボランティアなど動物に詳しく、ペットの正しい飼い方や新しい飼い主を探すなどの相談に乗ってくれる人たちだ。
自分の住む自治体の役所や保健所などに聞いてみよう。

 力になってくれる団体などの情報は多いに越したことはない。
NPO法人「高齢者のペット飼育支援獣医師ネットワーク」副理事長の 親跡ちかあと 昌博さんは「かかりつけ病院の獣医師やペット仲間に相談して、普段から確かな情報を集めておいてほしい」と呼びかける。
.

ペットと安心して暮らすための備え

  ・ かかりつけの動物病院やペット仲間などに相談し、預かり先を探しておく

  ・ ペットを他人に慣らしておく

  ・ ペットの性格や病歴、服用している薬などをメモしておく

  ・ 自分の緊急連絡先やペットがいることを書いたカードを持ち歩く
 

(吉本さん、親跡さんの話を基に作成)


ともnet 譲渡会、パンフレットを置いてあるところに、こんなカードがおいてあります。
ぜひ、ご活用くださいませ。

カード

カード


私自身、お財布に入れてますし、車のダッシュボードのところにもおいてあります。
さらに、くどく、玄関にも。

愛犬、愛猫を守るのは自分という事、常に覚えていたいと思います。

犬猫に負担を強いるペット業界の“すし詰め商法”に環境省が数値規制

2017/2/8 16:50 わんちゃんホンポ

ペット業界の劣悪な飼育状態に環境省が数値規制を

犬猫の繁殖業者やペットショップでは、繁殖に使われる動物や展示販売される子犬や子猫は、ケージやケースで飼育されていることが一般的です。
その飼育や展示の施設について、環境省が広さや収容頭数についての具体的な数値規制の検討に乗り出したとの報道がありました。
これは虐待的な飼育をする悪質な業者を排除することが目的ですが、報道されている規制の内容と現状から考えられる問題点などを見ていきたいと思います。

環境省が検討している内容

今年は5年ごとに見直しが検討される『動物愛護法改正の年』です。
前回(2012年)の法改正の時に動物愛護部会が、当時の改正には間に合わなかった、「現状よりも細かい規制の導入が必要」という報告書を提出していました。
環境省はこれを受けて、今回の法改正に向けて飼育施設の具体的な規制の導入に道筋をつける方針とのことですが、それは具体的にはどういったものになるのでしょうか?

パピーミルへの潜入の報道や悪質なペットショップを見たことのある人なら具体的にイメージが湧くかと思いますが、身動きもままならいほど狭いケージに閉じ込められていたり、そんな狭いケージの中に複数の動物をすし詰めにしているような飼育方法は動物虐待であると、今回漸く問題視されることになりました。

業者が飼育や展示をする際のケージやケースの大きさに、具体的な数値基準を設けて規制する方針で、すでに有識者への聞き取り調査を始めており、獣医学の専門家らによる検討委員会を立ち上げる予定だそうです。

他の国の数値規制と日本の現状

ドイツやイギリス、またアメリカの多くの州では、犬や猫を飼育する施設の大きさに具体的な数値規制を設けています。

その中でももっとも厳しい規制はドイツで、体高50cmまでの犬には6平方メートル(4畳弱)体高65cmまでは8平方メートル、体高65cm以上は10平方メートル(約6畳)の広さが必要と定められており、採光や通気性に関しても規定があります。

アメリカは州により規定値に差がありますが(数値規定がない州もある)平均するとイギリスよりはやや厳しめです。

この中では一番規制値が小さいのがイギリスの基準で、生後12周未満の子犬を1〜4匹収容するためのケージは最低1平方メートルの広さで高さは最低90cm。
一匹増えるごとに床面積にして0.25平方メートルずつ最低基準面積が増やされます。

日本では現在数値規制はありません。

ペット業界による独自調査の資料では、2016年の時点で繁殖業者の7割以上がケージで犬を飼育しており、そのうちの約9割が上記のイギリスの基準にも達していません。
広さの問題だけでなく、衛生状態や健康管理に関しても清掃の回数や健康診断の回数などの数値規定はありません。
数値規制の設定にペット業界の反応は?

動物を愛する人や人道的な視点から見れば、環境省が導入しようとしている規制は歓迎すべきものですが、繁殖業者などの業界関係者は警戒感を強めています。

数値規制導入に対抗するペット業界

例えばイギリスと同程度の基準を求めるなら、総額17億円以上の設備投資が必要と業界では試算しているそうです。
コストの増加と厳しくなる経営環境に、業界が渋い顔をすることは簡単に予想できます。

2016年2月には、ペット関連の業界団体によって組織された新団体『犬猫適正飼養推進協議会』が設立されましたが、この協議会には繁殖業者だけでなく、製薬会社、ペット保険などの損害保険会社など社会的な影響力の大きい会社も名を連ねています。
取材を行った週刊朝日によると、欧州の基準を下回る日本の業界独自の基準を作ることを目指していると受け取れる資料が作成されていると報道されています。

名前だけで見ると、『犬や猫を正しい環境で飼育するための団体なのかな?』という印象を持ちますが、犬や猫にとって正しい環境ではなく、業界が利益を上げるのに最適な環境を作るための協議会ということでしょうか。
尚、協議会会長への取材は、「明確な話ができる段階ではない。」として断られたそうです。

過去の規制導入の問題点

前回(2012年)の動物愛護法改正の際には、繁殖施設で生まれた子犬や子猫を、生後8週齢までは母親や兄弟から引き離さないための、『8週齢規制』の導入が焦点のひとつでした。

この時もペット業界は反対活動に力を入れて、8週齢規制は45日齢規制にすり替えられてしまいました。

また前回の法改正では、子犬や子猫を販売する際には購入者と販売者が実際に対面して、重要事項の説明をした上で取引をすることが義務付けられたはずでしたが、今現在もペットのネット通販は堂々とまかり通っています。

しかも業界が了解したはずの45日齢規制すらも守られておらず、もっと幼い週齢の動物が販売されているのが現状です。
法律を改正しようとすれば業界が足を引っ張り、改正にこぎつけた法律を破っても、それを調査する機関も罰則も十分ではないというのは日本のペット業界が抱えている大きな問題です。

私たちにできることは?

気の滅入るようなことばかり書いてきましたが、私たちは決して無力なわけではありません。
犬や猫を取り巻く環境を良くするためにできることはたくさんあります。

まずは知ること

ペットショップに流通される動物たちが生まれている、劣悪な環境の繁殖施設と、そこでボロボロになるまで使い捨てられる繁殖犬たち。
まだ離乳も済まないうちから母親から離されて、不自然な環境をたらい回しにされる子犬や子猫。

そういった実態を知らないことにはなにも始まりません。
悲しい現実ですが目をそらさずに知っておきたいことです。

黙っていないで声をあげること

今年は5年に一度の動物愛護法改正の年ですので、環境省から法改正に関する国民の意見を募るパブリックコメントの募集があるかと思います。
この記事で取り上げた数値規制のこと、前回に改正されたのにきちんと実行されていない規制のこと、自分自身の提案などを文章にして伝えましょう。
せっかく向こうから「どうしたら良いと思いますか?」と聞いてくれているのですから、こんな絶好の機会を逃すわけにはいきません。
「自分には難しい」と思われる方も、パブリックコメント募集の折には各動物保護団体などが文案などを公開してくださったりもしますので、肩の力を抜いて参加してみてくださいね。

パブリックコメントの他にも、署名運動や地元議員ヘの相談など個人でできることはいろいろあります。

賢い消費者になること

ペットショップに流通する動物の問題が後を絶たない根本の理由、それは買う人がいるからです。
ペットショップやホームセンターで後先考えずに、『かわいい』という理由だけで子犬や子猫を衝動買いしない。

ペットを迎えるなら、きちんとしたブリーダーから飼育環境や親犬や兄弟犬も見せてもらった上で購入する、または保護団体や愛護センターから迎える。
そういうことを実行する人が増えていけば、時間はかかっても悪質な業者は淘汰されていくはずなのです。

まとめ

環境省がようやく重い腰をあげて、犬や猫の繁殖業者やペットショップの飼育施設に具体的な数値規制を設ける見通しです。
ヨーロッパやアメリカでは数値規制が設定されている例が多いなか、日本にはなかったこの種の規制が検討されるようになったのは喜ばしいことです。

ペット業界からは、すでに対抗するための活動団体が設立され、強い反発が予想されます。
設備投資にコストがかかり経営状態が悪化し、生産性が落ちるという声もあるようですが、子犬や子猫は工業製品ではありません。
いえ、工業製品ですら良い品質のものを作るためには生産の現場を整えることは必須であるはずなのに、ペットの繁殖の現場では多くの場合そんなことは無視されています。

日本の法律が、せっかく良い方向に変わろうとしているこの機会を逃したり無駄にしたりすることがないように、私たちも賢くならなくてはいけません。

そして私たちにもできることはあります。
一人でも多くの人が考え行動してくださることを祈っています。
最後に、動物を取り巻く環境の話になるとたびたび取り上げられるマハトマ・ガンジーの言葉を記しておきます。

"国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る"

自分の国を恥ずかしくないものにしたい、心からそう思います。

愛犬と機内でも一緒! JALが「ワンワンJETツアー」開催

ついにこんな事ができるようになったんですね。
以前、わんバスで旅行したことがありましたが、一緒に空を飛ぶとは。
私もパピも、もっと若かったらチャレンジしてたかも




愛犬と機内でも一緒! JALが「ワンワンJETツアー」開催

Impress Watch 1/30(月) 14:12配信


愛犬と機内でも一緒! JALが「ワンワンJETツアー」開催

 JAL(日本航空)とジャルパックは1月27日~29日、愛犬と飛行機の客室内で一緒に過ごせるツアー「JALチャーター便で行く ワンちゃんとの旅 ワンワンJET鹿児島3日間」(以下、ワンワンJETツアー)を実施した。


 ツアーは2泊3日で、成田~鹿児島間は往復ともJALのチャーター便を利用。宿泊は、愛犬と一緒に泊まれる「ドッグリゾート鹿児島 CoCoフォレいむた」か、「霧島観光ホテル」の「Kiri Dog」「D+PREMIUM」のいずれか。ツアーは12月13日の発売日に完売するほどの人気だったとのことだ。32組、63名と32匹が参加したこのツアーの1日目に同行したので、往路の様子や宿泊先についてレポートする。

■JALチャーター便で行く ワンちゃんとの旅 ワンワンJET鹿児島3日間

期間:2017年1月27日~29日 2泊3日
運航区間:成田(09時30分)発~鹿児島(11時50分)着予定、鹿児島(15時25分)発~成田(17時00分)着予定
機材:ボーイング 737-800型機(JA339J)
便名:JL1111便(ワンワンワンワン)※往復同一便名
料金:14万8000円など(4名+愛犬1匹で1室の場合、1人あたりの料金)
宿泊先:ドッグリゾート鹿児島 CoCoフォレいむた/霧島観光ホテル「Kiri Dog」「D+PREMIUM」のいずれか(※食事は朝夕付き)

 ワンワンJETツアーは、JALとジャルパックにとってペットを客室内に入れる初めての試みであったため、イオンペットとイオンコンパスの協力を得て企画。全国の宿泊地をリサーチし、愛犬を連れての宿泊に適した施設を備え、温泉や観光資源が豊富であることなどからドッグリゾート鹿児島と霧島観光ホテルが選定された。

 ツアーは往復の飛行機と宿泊以外はフリープランとなっており、これは飼い主と愛犬にマイペースに観光を楽しんでほしかったからとのこと。現地での移動は犬の同乗がOKのレンタカーを利用するが、車内ではクレート(キャリー)に入れてシートに固定するルールで、給餌は禁止となっている。ツアー代金には往復の航空券、宿泊(朝夕食付き)、レンタカー代などが含まれている。またツアー中は2名の獣医師が同行する。

 成田国際空港 第2ターミナル 国内線チェックインカウンターでは、7時30分からチェックインが開始された。チェックインカウンターは一般の搭乗客とは分けられており、ツアー客はフロアのツアーの奥に進んで受け付けを行なう。受付では今回のツアー専用に作られたクレートを渡される。往復の機内やレンタカーの車内では、愛犬をこのクレートに入れて移動することになる。

 チェックインカウンター前にはパーテーションで仕切られたエリアがあり、このなかには愛犬との記念撮影ができるスペース、受け取ったクレートに愛犬を入れるスペースが設けられていた。

 クレートに入れ終えると、あらためてチェックインとなる。犬の耳を頭に着けたJALスタッフが対応していたが、スタッフのなかにも犬を飼っている人が多く、愛犬話に花を咲かせていた。このチェックインでは犬にも搭乗券が発行されるため、愛犬の名前が入った搭乗券に、ツアー客はとても盛り上がっていた。

 ワンワンJETの便名は「JL1111便(ワンワンワンワン)」(運航上はJL4901便)。ツアー客も案内表示の「JL1111」を笑顔で指差したり撮影したりしていた。出発はIゲートから。ゲート前にも記念撮影スペースが設けられ、搭乗記念の「顔はめパネル」ならぬ「クレートはめパネル」が用意されていた。

■「JL1111」のワンワンJETへ搭乗

 記念撮影で盛り上がり、ツアー客同士も徐々に打ち解けてきた雰囲気のなか、搭乗開始のアナウンス。「またあとで」と声を掛け合いながら、愛犬とともにボーイング 737-800型機に乗り込んでいった。

 機内では、愛犬の名前が入った特製のヘッドレストカバーにあちこちから歓声が上がる。愛犬のシートはすべて窓側で、シートはビニールシートで養生されており、クレートはシートベルトを使って固定する。うまく固定できない人をCA(客室乗務員)がサポートしていた。愛犬用のお土産が用意されており、「わんこのおやつ工房 Le Ponta」特製のクッキー、ラスク、鹿肉、ノンアルコールワインなどがメッセージカードとともに袋に入っていた。

 ワンワンJETは定刻より少し早めの9時26分にプッシュバックを開始。9時49分に鹿児島へ向けて離陸した。

 離陸してしばらくすると、機長の小城章裕(こしろあきひろ)氏から運航状況などのアナウンスのあと、ツアー客への挨拶があった。

 自身も5歳の柴犬を、副操縦士の横田睦(よこたあつし)氏は4歳のラブラドール・レトリバーを飼っていることに触れ、「我々も犬好きということでワンワンJETの乗務を希望しました。犬を家族の一員と考える我々にとって、同じ飛行機、同じ室内で一緒に旅行に出かけられることは夢と言っても過言ではありません。

 皆さまの思い出に残る旅行のお手伝いができることを、乗務員一同光栄に感じております。本日のご搭乗、まことにありがとうございます」と話すと、拍手をするツアー客も見られた。

 ツアー客に話を聞くと、以前貨物室に犬を預けて飛行機の旅をしたことはあったが、とても心配だったそうだ。犬が少しぐったりしているようにも見られたので、帰路は航空券をキャンセルして陸路で帰ったことがあったそうで、こうして隣で水をあげたり、「大丈夫だよ」と声をかけたりしながら旅をできるのがとてもうれしいと話してくれた。

 ワンワンJETが富士山付近を通過する頃、機内アナウンスで記念撮影タイムが始まること、パイロットやCAの犬サイズのコスチュームが用意されていること、この時間はクレートから飼い主の膝の上に愛犬を出していいことが告げられると、大きな歓声と拍手が起きた。

■ワンワンJETは鹿児島空港に到着

 ワンワンJETは11時33分に鹿児島空港に着陸、11時37分に到着した。具合がわるくなる犬もなく、地上に降りてツアー客もほっと一安心という印象だった。ここからツアー客はレンタカーで移動となる。

 ツアー客を運び終えたワンワンJETはこのあと、搭乗客を乗せずに羽田空港へ移動して清掃される。シートや床はもちろん、空調フィルターなどまで徹底して掃除されるそうだ。

■犬同伴客専用に作られた霧島観光ホテルの「Kiri Dog」「D+PREMIUM」

 ワンワンJETツアーでは「ドッグリゾート鹿児島 CoCoフォレいむた」か、霧島観光ホテルの「Kiri Dog」「D+PREMIUM」のいずれかに宿泊するが、記者は「Kiri Dog」と「D+PREMIUM」を取材したのでその様子をお伝えする。

 霧島観光ホテルでは一般客と犬同伴客とは入り口も建物内もしっかり分けられていて、お互いが遠慮や不快な思いをしないよう配慮されている。「Kiri Dog」は霧島観光ホテルの1階の一部と6階のすべてが使用されており、このエリアは愛犬と一緒に歩ける。6階の客室数は6室。1階には犬同伴客専用のレストラン「MISTY DOG」があり、愛犬と一緒に夕食を楽しむことができる。犬専用の夕食メニューもあり、メインディッシュを数種類から選べて、取材時は鹿肉、鶏肉、魚が用意されていた。

 ちなみに霧島観光ホテル周辺のお勧めの散歩コースをスタッフに聞いてみたところ丸尾の滝が有名だそうで、のんびり歩いて20~30分ほどの距離にあり、温泉水が流れ落ちる珍しい滝とのこと。昼食には、マテリア霧島グループが運営するカフェ「マテリアランチ.com」(火曜定休)が愛犬を連れてもOKでお勧めだと教えてくれた。

「D+PREMIUM」も霧島観光ホテルの敷地内にあり、こちらは以前は宴会場として使われていたスペースをリノベーションして広めの4つの客室を設けた、少し贅沢な仕様とのこと。「D+PREMIUM」では、愛犬と一緒に部屋で食事をとれる。受付はなく、宿泊客は客室に通されてからチェックインを行なうそうだ。人間用と犬用の露天風呂を備えた一番広い客室を見学した。

霧島観光ホテル「Kiri Dog」「D+PREMIUM」

所在地:鹿児島県霧島市牧園街高千穂3885
TEL:0995-78-2531
チェックイン/チェックアウト:15時/10時
Webサイト:霧島観光ホテル「Kiri Dog」「D+PREMIUM」

マテリアランチ.com

所在地:鹿児島県霧島市霧島田口2458-8
TEL:0995-57-0291
営業時間:11時~用意した材料がなくなるまで
定休日:火曜
Webサイト:マテリアランチ.com

ドッグリゾート鹿児島CoCoフォレいむた

所在地:鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田1806
TEL:0996-56-0121
チェックイン/チェックアウト:15時/10時
Webサイト:ドッグリゾート鹿児島CoCoフォレいむた

 ジャルパック担当者に、今後このワンワンJETツアーのような企画が実施される可能性について聞いたところ、「現段階で決定したものはないが、初めての試みなので、今回の参加者から意見を伺いつつ、ペットを同伴できる全国の宿泊・観光施設の状況、チャーター便の離発着の条件などを勘案して、今後もお客さまのご要望に応えられるよう検討していきたい。今回の内容を検証してペットと飼い主の皆さまがストレスなく旅行できる企画を、JALグループとして検討していきたい」と答えてくれた。
.
トラベル Watch,編集部:稲葉隆司


【最終更新:1/30(月) 14:12

犬猫の流通、1年で10万匹増 途中で2万5千匹死ぬ

朝日新聞デジタル 1/27(金) 8:02配信

 2015年度に国内で販売されるなどした犬猫は少なくとも約85万匹で、前年度より約10万匹増えていることが朝日新聞の調査で分かった。流通量の増減のデータはこれまでなかった。流通量の3%にあたる約2万5千匹の犬猫が流通過程で死んでいたことも判明した。

 改正動物愛護法(13年9月施行)で、繁殖業者やペットショップなどは「犬猫等販売業者定期報告届出書」を自治体に提出することが義務づけられた。流通の実数を把握するため、朝日新聞は14年度分と15年度分について、この事務を所管する都道府県や政令指定都市など99自治体にアンケートした(回収率100%)。

 集計の結果、15年度は犬約69万1千匹、猫は約15万6千匹が販売・譲渡されていた。15年度は、14年度より自治体に届出書を提出した事業所数が少ないが、それでも14年度比で犬は約7万5千匹(12%)増、猫は約2万3千匹(17%)増で、ペットブームが続く中、国内流通量は増加していることが分かった。

 また、繁殖から小売りまでの流通過程での死亡数(死産は含まない)は犬1万9866匹、猫は5088匹の計2万4954匹。14年度も死亡数は計2万3181匹で、両年度とも流通量の3%にのぼる。これは環境省が09年にペット店を対象に調査した際の推計値の33倍にあたる。

朝日新聞社


ペット関連の支出

ペット関連の支出、犬は「5万円以上~10万円未満」、猫は「5万円未満」が最多

@DIME 1/27(金) 7:10配信

2017年のペット関連支出は「増えそう」という見方が約3割
アイペット損害保険は、犬・猫飼育者の755名を対象に、ペット関連支出に関するアンケート調査を実施した。

■当初の想定以上にかかった項目は「治療費」という回答が4割

当初の想定以上にかかった項目を聞いたところ、犬猫飼育者ともに「治療費」が4割となった。治療費・予防費と合わせて健康関連の項目は全体の6割にのぼる。
具体的な理由を聞いたところ、「予想外の入院を伴う病気にかかったから(59歳・男性・猫飼育者)」や「誤飲の手術をしたため(42歳・女性・犬飼育者)」と不測の事態をあげる回答が多くなった。
ペットの万一に備えた準備はしておきたいものだ。また、フードに関しては「意外と何でも食べるわけではなく、しっかり食べさせるためには好みのものを選ぶ必要があるので(46歳・女性・猫飼育者)」や「食欲旺盛な子だった(57歳・男性・犬飼育者)」というコメントが見られた。

■2016年のペット関連支出、犬飼育者は「5万円以上~10万円未満」、猫飼育者は「5万円未満」が最多

次に、ペット関連支出があった犬猫飼育者を対象に、2016年のペット関連支出額を聞いてみた。犬飼育者は「5万円以上~10万円未満」が29.7%と最も多くなっている。一方の猫飼育者は「5万円未満」が43.3%となっていることから、支出額に差が見られることがわかる。

■治療費の中央値は3万円。高額事例は220万円にものぼる!

ペット関連でかかった金額を項目別に聞いた(※世帯毎のため、多頭の可能性あり)。
中央値は治療費とフード・おやつが3万円と同額になった。さらに最高金額は治療費が220万円にのぼっている。病気や怪我の状況によって治療費が高額になる場合もあるようだ。

■2017年のペット関連支出は「増えそう」という見方が約3割

さらに2017年のペット関連支出の見通しを聞いたところ、「増えそう」が約3割になった。一方、犬猫飼育者の約6割が「変わらなさそう」と回答していることから、2016年にペットにかかった金額と同額の支出を見込んでいる飼育者が多いことが伺える。

「増えそう」と回答した人に具体的な項目を聞いたところ、治療費や予防費といった健康関連の項目が上位となった。その理由を聞いたところ、「高齢になると今まで以上にケアすべき部分が増えそうなので(47歳・男性)」「手術をする予定だから(71歳・男性)」とペットの年齢や具体的な支出予定を理由にあげる回答が多くなった。フード・おやつに関しては、「もっといいフードを食べさせたいから(25歳・女性)」や「どんどん食事が贅沢になってきたから(58歳・男性)」とペットの家族化が進むにつれて、ペットに与える食べ物への関心も高まっていることが伺える。

今回の調査から、当初の想定以上にかかった支出として「治療費」をあげるペット飼育者が半数近くいることが判明した。動物を飼育するということには、責任が伴う。急な出費にも対応できるよう、余裕を持った飼育計画を立てることが大切なのかもしれない。アイペット損保は、ペット保険の提供とともに、ペットの健康促進やQOLの向上、ペット産業の発展に寄与するため、オウンドメディアやイベント等を通じて積極的な情報発信に取り組んでいくという。

【調査概要】
調査対象:全国の犬・猫飼育者755名(犬飼育者:489名 猫飼育者:266名)
調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施
調査期間:2016年12月21日

文/編集部
@DIME編集部

飼い犬を迎え入れる前に考えるべきこと

飼い犬を迎え入れる前に考えるべきこと

@DIME 1/26(木) 8:11配信


飼い犬を迎え入れる前に考えるべきこと

ひとつの命を最後までお世話するために


◆ひとつの命を最後までお世話するために

「犬を飼いたい」と思っている方は、たくさんいると思います。ただ、家に犬を迎えても、さまざまな理由から飼い続けることが難しくなり、最悪の場合愛犬を手放してしまう人も中にはいます。犬と人の両者が不幸にならないために、犬を迎える前に大切なことを確認しましょう。

まずは「住環境」です。ペットNGの物件に住んでいながら、犬を飼ってしまう人がいます。あまり吠えない犬であっても、部屋を走り回ったりおもちゃで遊んだりすれば自然と音が発生するものです。そうなったときに周囲にバレてしまい、家を出ていかなければいけなくなったり、愛犬を手放さなければならない事態に追い込まれたりする可能性も考えられます。

また、飼い主が犬の存在を隠そうとしていると、犬の行動にも必要以上の制限を求めてしまい、結果的にストレスを与えることになります。それは犬にとって、とても不幸なことではないでしょうか。また、ペットOKの物件でも気を付けたいのが飼育に関する条件です。「1頭のみOK」「小型犬2頭までOK」など、物件によっては飼育に関する条件を設けている場合があります。事前に必ず確認しましょう。

続いて「金銭面」。

犬1頭の生涯費用は200万円以上ともいわれています。日々のエサ代、ワクチン代、ノミ・ダニ・フィラリア予防のお金、トリミング代などのほかにも、想定外の病気や事故により莫大な治療費がかかる場合があります。このように、犬1頭を育て最後まで世話をすることは決して簡単なことではありません。

どんなに仕事や家事で疲れていても自分の時間や体力を愛犬に費やし、愛情を注ぎ続けることができますか?言うことを聞かずに吠えたり、トイレの失敗をしたりする子犬に忍耐強くしつけをする根気強さや覚悟はありますか?

気持ちだけでは、犬も飼い主も幸せになれないケースがあります。犬を迎えるということは、大切な命の責任を持つということ。楽しみやファッション、理想論ではなく、きちんと現実を見て、本当に犬を迎えるのか今一度考えてみてくださいね。

文/大原絵理香
.
@DIME編集部

そうなの?

義援金は収入」善意に壁 生活保護停止も 受け取り迷う被災受給者

西日本新聞 5月9日(月)11時55分配信

 熊本県は6日、熊本地震の被災地支援のために4月末までに寄せられた義援金約57億円の第1次配分を、被災自治体に振り込んだ。
義援金は市町村を通じ被災者に渡されるが、被災した生活保護受給者の中には受け取りを迷っている人もいる。
義援金が一部でも「収入」と見なされれば、生活保護費が減額されたり停止されたりするためだ。制度が壁となり、国内外の善意が弱者に届きにくくなっている、との指摘もある。

 「もらいたいけど、収入と見なされるなら要らない」

 被災者の一人で生活保護を受給している女性(62)=熊本市=は、義援金の受け取りに必要な罹災(りさい)証明書発行を市に申請するか、迷っている。

 住んでいたアパートの柱が折れて、家財道具のほとんどを失った。今はアパート近くの公園に避難し、知人が張ったテントに居候している。
女性は精神疾患があり働くのが困難で、月6万9千円の生活保護が唯一の収入だ。

 義援金は第1次配分として死亡者や行方不明者、住家が全壊した世帯に各20万円、半壊した世帯に10万円、重傷者に2万円を配分することが県などの配分委員会で決まった。
義援金はなお寄せられており、順次、配分していく方針だ。

 貯蓄がないこの女性にとって義援金は、生活を再建する「命綱」でもあるが、「義援金をもらったら、福祉事務所から何て言われるか…」と不安げな表情を浮かべた。

■厳格な運用

 国の生活保護制度は、生活保護受給者が受け取る義援金を基本的に「収入」と見なす。

 受給者が義援金の使途と金額を書き込んだ「自立更生計画書」を福祉事務所に事前に提出すれば「収入」から控除される仕組みもある。
ただ、許可されるのは生活再建に必要最少の物品購入などだけ。それ以外は「収入」扱いで、額によって生活保護費が減額されたり、停止されたりする。この女性の場合、収入と見なされる額が41万4千円以上になれば、生活保護は廃止となる。

 しかも義援金は、県などの配分委が配分額を決めるため、被災者は受取額の増減を要求できない。全額を受け取るか、受け取らないかの二者択一だ。



■周知を要望

 東日本大震災では、義援金を受け取った生活保護受給者が、受給停止や廃止となるケースが相次いだ。

 日本弁護士連合会が震災から半年後、被災5県(福島、宮城、岩手、青森、茨城)の全131福祉事務所を対象に実施した調査(有効回答70・2%)では、義援金や補償金を理由に生活保護を停止や廃止された世帯が458件に上った。

 生活保護受給者の相談業務などを行う「全国生活と健康を守る会」(東京)によると、被災自治体が自立更生計画書による控除の仕組みを知らずに義援金全額を収入と見なし、支給を停止や廃止したケースも多いという。
約2万世帯が生活保護を受給する熊本県内でも同様の事態が懸念されるとして「熊本市生活と健康を守る会」(益田牧子会長)は4月18日、ケースワーカーと受給者への制度の周知徹底を県と熊本市に申し入れた。

 厚生労働省は今回、自立更生計画など義援金受け取り手続きの周知を熊本県などに通知しているが、熊本県弁護士会は「そもそも義援金は全額、収入と見なすべきではない」と主張。
吉田賢一会長は「生活保護受給者に煩雑な手続きを強い、精神的に追い詰めるものだ。硬直的な制度運用は行政にとっても事務が非効率。柔軟な対応を求めたい」としている。

■義援金

 災害時に被災者支援のために渡される寄付金。日本赤十字社や自治体などが受け皿になり、被災自治体に送金されることが多く、県などが設置した「配分委員会」が公平に配分する。
一般的に使い方に制約はないが、生活保護受給者は、生活再建に必要な最少額が「自立更生のために当てられる額」として認められるものの、それ以外は収入と見なされる。

=2016/05/07付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社


本当に、働きたくても働けない人達にとって、生活保護費は命綱

義援金を受け取るとそれが削られるって、どういう事なんでしょう。
これって、収入とみなされるって事? 受け取った皆さん、確定申告をしなければいけないって事ですか?
なんか違うと思うんですけど・・

寄付した人達の想いは届かないって事でもあるんですね。


子どもに「犬を飼いたい!」といわれたら一緒に見たい映画3選

くらし 生活
2016/04/26

動物が好きな子なら、一度は「犬を飼いたい」といいだすことがあるのではないでしょうか。

犬を飼うといいことだけではなく、大変なこともたくさんあることを伝えたい…そんなときには、子どもと一緒にこんな映画を見てみてはいかがでしょうか?

■『犬と私の10の約束』

犬の立場から飼い主へのお願いをつづった、「犬の十戒」をモチーフにした作品。母からこの犬の十戒を教わった少女がおとなになり、愛犬とのきずなを再確認させられます。

「いつも一緒にいたい」「最期までそばにいてほしい」という十戒に反し、少女は引っ越しやひとり暮らしによって、愛犬と離れて暮らすことに。

それでも飼い主を思う犬の姿は感動的で、「この約束を絶対に守る!」と思わずにはいられません。

登場するゴールデン・レトリーバーのかわいさもあり、子どもにも楽しめるでしょう。鑑賞後は犬の十戒を振り返りながら、おとなになっても守れるかどうか、話し合うといいですね。

■『ひまわりと子犬の7日間』

宮崎県中央保健所の実話をもとにした作品。保健所に収容された犬と職員が、次第に心を通わせる姿を描いています。

殺処分の問題から悪者にされがちな保健所ですが、愛情を持って接している職員もいることが伝わるのではないでしょうか。

飼い主が死んだら、その犬は誰が面倒を見るのか? 保健所に収容された犬たちはどうなってしまうのか? そんな犬の飼育にまつわる問題も描かれていて、命の大切さや犬を飼うことの責任を教えられます。

■『いぬのえいが』

ポチという柴犬の話を中心に、犬と人との日常を全11話のリレー形式で描いたオムニバス映画。

ひとつずつの話が長くないうえに、柴犬やコーギーなど、さまざまな犬種が登場するので、飽きっぽい子どもでも見やすいのが特徴です。

犬との楽しい暮らしぶりだけではなく、愛犬を失った悲しみや犬に対するイライラなど、さまざまな感情を伝えてくれます。

犬との生活をリアルに想像しやすいかもしれませんね。

第2弾『犬とあなたの物語 いぬのえいが』も、69犬種111頭もの犬が登場。さまざまな事情で犬が飼えない人にとっても、見るだけでいやされる作品です。

子どもは犬を“動くぬいぐるみ”のように考えていることがあります。一緒に暮らす大変さや責任感は、言葉で説明するよりも、映像で見せたほうが効果的。

たとえ実際に飼えなかったとしても、子どもが動物を愛する気持ちは大切にしてあげたいですね。
 
 
(丸部りぃ)

2年連続の犬猫殺処分ゼロを発表 神奈川県

tvkニュース(テレビ神奈川) 4月26日(火)19時5分配信

神奈川県は、県動物保護センターに収容された犬と猫の殺処分ゼロを2年連続で達成したと発表しました。

県によりますと、昨年度、県動物保護センターに収容された犬は396頭、猫は623匹でその内、殺処分された犬と猫はゼロだったということです。
犬の殺処分ゼロは3年連続、猫については2年連続の達成となりました。
また、現在の動物保護センターは、老朽化が進んでいるため2019年度の完成を目指した建て替えが計画されています。
県は、去年7月から、その建設費用に充てる寄付を呼びかけていますが、先月末までに、目標にしていた1億円に届かず、およそ4300万円に留まったということです。
県は今後も積極的な寄付を呼びかけるとしています。

tvkニュース(テレビ神奈川)
最終更新:4月26日(火)19時5分

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

寄付に頼るんだぁ・・

集まらなかったらどうなるんだろ?

ここに税金が使われる事はないんだろうか?


私から見たら、どこかの誰かさんがヨーロッパ視察の為に何千万も使ったという事実の方が、

税金の使い道としてはどうよ?と思いますが、

これは価値観の違い?

それだけで済ませていい事なんでしょうか?


どちらにしても、殺処分O は保護する立場からしたら 目標です。

達成して維持しなければいけない目標です。

ただ、そのためには、行政やボランティアがどんなに頑張ったって、ダメなんです。
しわ寄せが来るだけ。

飼い主側の 意識 を変えない事には、どうしようもない事です。

そのために何ができるのか、何をしなくてはいけないのか・・

皆さんと一緒に考えていけたらと思います。














プロフィール

mami

  • Author:mami
  • メールはこちらに☆
    bellpapi2@yahoo.co.jp

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード
リンク