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預かりという事

私がもっと若かった頃、今みたいに街が純血種で溢れていなかった頃、
我家にはシャムネコ、ミックス犬がいました。
このちょっと後にポメラニアンが加わり、それからはどこまでがうちのコ?
という感じで、ワンが出たり入ったり。
当時は今思えば、良き時代かもしれないし、今考えれば、とっても知識なく飼っていました。

そして、預かって次の飼い主さんを探す事にもさほど違和感がなく
「面倒みれないから」「引越しで飼えなくなったから」という、今聞けば、「ちょっと!!」みたいなセリフも、ごくごく当たり前のように耳を通過し、我家で一時を過ごしたコが何匹もいます。
お願いするときも、特に書類を交わすわけでもなく、健康診断をして避妊・去勢をして・・なんて考えた事ありませんでした。
確かに、そんな事をしなくてはいけないようなひどい状態のコはいませんでした。

拾ってきた子はさすがにそうはいかなくて、当時我が家の子は行ったこともない美容院に直行!なんて事もありましたが。
そして、ちょっと声をかければ、新しい飼い主さんが見つかり、その後の心配をするなんて事もなかったです。

最近の保護状況はかなり変わっています。
もちろん、すべてそうではありませんし、個人の考え方にもよります。
1匹でもたくさんのコを救ってあげたいから、すべてのコにワクチン接種したり、避妊・去勢をしたりする事は不可能だけど、あとのケアをきちんとしてくれる人を探す方法もあります。
それから、今できる事をきちんとして、そのコの性格、健康状態、ある程度理解した上で、「こういうコですけどお願いします」
と里親募集をかける場合。
どちらがいいとは言い切れないと思うのです。
ただ、後者の場合、複数頭預かることはかなり困難を極めますので、どうしても少数のコしか助けてあげられません。
本当にどちらを選ぶか、なんですね。
どちらを選んでも大変なことには違いありませんが。

大変なのにどうしてそんな事するの?と問われれば、
私の場合、
目の前に、私が手を差し伸べれば助かる命がある時。
前にも書いたと思いますが、私って結構「運命」を信じるタイプ。
無神論者で、あまり物事を信じるタイプではありませんが、この言葉には弱い。
私が巡り会ったチィちゃん、レモンちゃん。
巡り会うべくして巡り会ったのだと思っています。
だからできる限りの事をします。
そしていつか里親さんの元で最高の笑顔を見せてくれたら、私の思いはそれで報われます。

自分でも時々、すごいおバカだと思います。
どれだけ泣いたら気が済むんだろう。まだ泣きたいの?と。
大変な思いをして泣くだけじゃない?
手放したくて手放すわけではありません。
きっと今よりその子は幸せになれる。そしてその子を迎える事で、里親さん一家もより幸せになれる。
そう信じてるから手放します。
チィちゃんとレモンちゃん・・
今、とても幸せにしています。
私の流した涙の分以上に。
本当の気持ちは・・いつでも帰っておいで。です。
娘を嫁にだした父親の心境ですね、きっと



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お気持ちよくわかります。
私は、今の里親探しには預かりさんの力が非常に大きいと思っています。
放棄された子へのイメージは「汚い」「凶暴」・・などマイナスのもの。私自身もそういったイメージを持っていました。
でも、預かりさんのHPで見る子たちは、みんなちゃんとした家庭犬。もちろん皮膚病やその他の問題を抱えた子もいますが、表情は明るく可愛い子達ばかりです。
だからこそ「この子なら!」と運命を感じて、家族に迎える方がいるのでしょう。
私もしばらくしたら、預かりをしたいと思ってます。でも、その子に運命を感じてしまって、また自分の所に引き止めてしまうかもしれません。
でも、それもその子と私の縁だと思っています。
チイちゃんもレモンちゃんも、今が一番幸せ。チイちゃん、レモンちゃんのことを優先して考えたmamiさんの選択は正しいと、私は思います。

里親の本音…

> いつでも帰っておいで。

そのお気持ち、私だけじゃないって知ることができて嬉しかったです。
私の場合、里子に出すと承知して個人で引き出してきた子ですが、
なにも手放したくて手放すワケじゃなく、
なぜか家にいる子達とは特別の感情がわいてしまうものですよね。

数ヶ月の短い生活の中で、
一日も早く我が家に馴染んでほしいな…言葉が通じたらいいのに…とか
里子に行って里親さんもその子もお互いが少しでも困らないように…
ちゃんと里親さんにかわいがってもらえるだろうか…
いや、里親さんがみつからなかったらどうしよう…なんて葛藤する日々。

きっと、私が引き出した子も捨てられ、保健所から我が家に来て、
いろいろ心の中では不安で葛藤していたこともあったことでしょうね。
私は思い入れが強くなってしまうので、一時預かりさんは不向きなのかな
と思ってみたりもしています。。。

一期一会

出会うべくして出会った。だからできるだけの事をする。mamiさんの思いがよく出た言葉ですね。

ラビペンさんのおっしゃるように、里親探しには一時預かりさんの力が必要だと思います。
繁殖施設の崩壊で、保護される子の場合、世話が行き届いてないため、里子に欲しいと思う人でも、二の足を踏むような状態になっている子が多いようですから、その状態を少しでも緩和してから、里子に出すのが良いように思います。

せっかく懐きかけた頃に手放さなければならない、なんとも切ないことでしょう。しかし自分が里親になってしまったのでは、今度は預かれる子の数や条件が限られてしまう。私には預かり親は務まりそうにもありません。
mamiさんが流す涙の数だけ、幸せになる子の数も増えると思えば、流す価値のある涙だと思います。

ラビペンさん・あおい。さん・里親Aさん

今、皆さんのコメントを読みました。
ありがとうございます。
複雑な思いがあり、簡単にはお返事ができそうにありません。
一晩お時間下さいね。明日お返事させていただきます。

mamiさんお久しぶりです♪
う~んmamiさんが今の私の気持ちを書いてくれたのかな?って
思うような内容でした。
ルンルンも予想より希望者は多くありませんがそれでも良い人からご連絡いただいています。でも条件があわず・・・・
何より4ヶ月も一緒に過ごし、うちにいるのが当たり前のようになっているルンルンがいなくなることが考えられない。
でもうちよりもっともっとルンルンにあった家庭があることが
わかっています。だから寂しくても辛くてもルンルンが幸せになる手伝いをするんだって思っています。
幸せの橋渡しができるってある意味里親さんになるより恵まれているんじゃないかな?家庭犬として立派?に育て巣立っていく姿を見るのは預りママの特権ですもんね^v^私も父親になる心の準備して頑張ります♪ルンルンのこと紹介してくださってありがとうございます☆

☆お返事です

お返事、長くなりますし、重なる部分もありますので、皆さんあてにさせて頂きます。

ラビペンさん、
確かに、センターから出てくる子達、保護される子達の多くは、心身ともにボロボロのような気がします。
病気のこと、性格的なこと、
納得して引き取るのと、、全く未知の子を引き取るのでは、精神的にもかなりの違いがあります。
そういう意味では預かりという事、かなりの意味をなしていると、自分でも納得はしてるんです。
だからこそしてるのですが、それと感情はやっぱり別かな・・
わかっていてもどうしてもかわいくなってしまって、自分がとても辛い思いをしてしまいます。
自分には向いてない。いつも思っています。
この子達は私を信じて、こういう顔を見せてくれてるのに、私がしようとしてる事はやっぱり裏切りには違いないのです。
もう一度、この子達の住む環境を変えて、心細くさせようとしているのですから。
でも、その後には、今迄以上にいっぱいいっぱい幸せになれるからね、と心の中でいつも謝っています。
あおい。さん。
私も自分が預かりに向いているなんて思ったことはありません。
むしろ「否」です。
私は動物、とりわけ犬が大好きです。
最初から手離す事を覚悟して預かりをしているにもかかわらず、
そして、その子達が里親さん宅で、本当にいい子だと思ってもらえるよう、愛してもらえるよう
精一杯の愛情と、我家の子よりちょっと厳しいかもしれない接し方をします。
お留守番はサークルで、寝る時もサークルで、要求吠えをしないように、とか、どんな環境に行ってもなるべく世話をかけずにすむよう、結構気を遣っています。
こうやってわかって接していても、本当にかわいい。
特に、こういう子達って、日々変わっていくのがわかるんですよね。
どんどんなついてきて、笑顔を見せてくれて・・
かわいくないはずがないです。
いつの日にか手離さなくてはいけないとわかっていても、つい感情移入してしまいます。
あおい。さんは里子に出された子のその後の事を聞いたり、会ったりする機会はありますか?
その子をみてどう思われますか?
自分のした事は無駄だったと思われますか?
私も思い切り泣きます。白状しますが・・
人には弱みを見せることがキライな私は、人前で泣く事はまずないです。
でも、思い出してはしょっちゅう、というくらい涙してます。
今もそうです。
ただ、私が立ち直れるのは、やっぱりチィちゃんやレモンちゃんが今、暖かい家族に囲まれて、本当に幸せにしているからです。
そう、里親Aさんのおっしゃるとおり、私の流した涙の分だけ幸せになれる子が増えるのなら・・それでいい。
そう思う事で納得しています。
幸せへの橋渡し・・なんていうとカッコよすぎますけれど、きっと機会があったら又してしまうんだろうな・・と思っています。
ラビペンさんのように、運命を感じて自分のうちの子に・・これも時々聞きますね。
それもいいと思います。
私もチィちゃんの時にそう思いました。
チィちゃんがもし、パピと一緒に寝れるようになったら、その時はうちの子にする事を真剣に考えてみよう・・と。
それまでは、一緒に遊ぶことはできても、寝る時には少しだけ距離があったんです。
チィちゃんが初めてパピの横で並んで寝てるのを見たのは・・
チィちゃんを浜松の里親希望さんの所に送る為に、最初で最後の旅行をした、そして里親さんの所に連れて行く、まさにその日の朝でした。
これも運命なんでしょうね。
すごく悲しかった事を覚えています。
もっと早かったら・・うちの子でした、チィちゃん。
チィちゃんがうちの子になっていたら、もう私は預かりをしなかったと思います。
いろいろな意味で3匹(ウサギを入れて)は我家の限界です。
まだ私に預かりをしなさい、そういう事なのかな、とも思ったのです。
ようこりんさん
私はうまく代弁できていますか?
>幸せの橋渡しができるってある意味里親さんになるより恵まれているんじゃないかな?
そうかな?心からそう思える日がくると嬉しいです。
理屈ではわかっているつもりなのですが。
ルンルンちゃんにもきっとステキな里親さんが見つかります。
あせる事はありませんよね☆

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mami

  • Author:mami
  • メールはこちらに☆
    bellpapi2@yahoo.co.jp

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