目の前の犬猫の命救いたい 映画「犬に名前をつける日」監督

sippo 12月2日(水)12時0分配信


目の前の犬猫の命救いたい 映画「犬に名前をつける日」監督

山田あかね監督。映画にも登場する愛犬と

ドラマ仕立てのドキュメンタリー

 12万8241。
飼い主がいないために2013年度に国内で殺処分された犬や猫の数だ。1匹でも多くの命を救おうと行き場を探す人たちを追ったドキュメンタリー「犬に名前をつける日」が公開されている。
5年前に愛犬を亡くしたことがきっかけで今作を撮った山田あかね監督は「自分に何ができるかを考えてみませんか」と呼びかける。



「かもめ食堂」などで知られる小林聡美が、山田の立場を代弁する「取材者」の久野かなみ役を演じるドラマ仕立てになっている。

 久野の取材の始まりは、「最も行きたくなかった場所」である動物愛護センター。
そこで千葉県を中心に犬や猫の里親捜しをする保護団体「ちばわん」にであう。
預かり係、運転手係、写真撮影係……。ちばわんのボランティアたちは、普段の生活の中でできる範囲の活動を続けている。
.

 一方、広島に本拠を置く「犬猫みなしご救援隊」の活動ぶりはインパクトが大きい。
「1匹も殺させない」と、地元のセンターに持ち込まれる全ての犬猫を引き取り、いまや千匹を超える。
さらに東日本大震災で被災した1400匹以上の犬猫をも救ってきた。

「殺処分なんてひどいと思っていました。でも実際にセンターを訪れると、『なんとかしたい』と頑張る人たちがいた。
ボランティアが来ることでセンターも改善される。一筋の希望の光を見いだせた」と監督は語る。

 経営難からブリーダーが手放した犬たちも登場する。
繰り返し繁殖させられて子宮がボロボロになった犬や、劣悪な環境下のストレスで人間不信になった犬たち。
「でも保護活動をしている人たちは決してブリーダーを責めない。責めると連絡が途絶えるから。一番大事なのは目の前の犬を早く救うことなんです」

「最期まで面倒をみてほしい」「命は売り買いするもんじゃない」というボランティアたちの嘆きの端々から、日本社会の問題が浮かび上がる。
「そもそも犬と人の間にお金が介在するのが問題では。犬にひどいことをするのも人間、救うのも人間なんです」

 震災後に離ればなれになった犬と飼い主の絆や、年老いた保護犬を積極的に受け入れる老人ホームなど、犬と人の関係をさまざまな角度から追った。
「動物の保護に正解はない。悲しいから現状を知りたくないという人が多いけど、ペットを飼っている人にこそ、ぜひ見てほしい」
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朝日新聞社
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